「出囃子-DEBAYASHI-」ウィキペディア

2024.04.05
ライブレポ

いつか「出囃子-DEBAYASHI-」がWikipediaに載るくらいBIGになったらそのまま載せれるように書き留めていく場所です。なるべく客観的に書くつもりですが、たまに運営の主観が入ります。ご理解ください。

お笑い芸人支援事業「出囃子-DEBAYASHI-」

「出囃子-DEBAYASHI-」はお笑いライブ制作、WEBメディアの運営を行う団体である。都内でお笑いライブや独自の賞レースを定期的に開催するほか、芸人のインタビュー記事などを掲載するWEBメディアを展開。運営会社は株式会社NOMAL。

歴史

2021年7月、株式会社NOMALが運営する堺シュライクス(さわかみ関西独立リーグに所属する大阪府のプロ野球チーム)のイベント集客のため、野球ネタNo.1を決める賞レース『Mz-1(モズワン)グランプリ』の開催が決定。SNSによる呼びかけで21組の芸人が参加。夢を叶えるために日々を生きる若手芸人に強く惹かれると同時に、本業では稼げないという厳しい現状を目の当たりにする。そこから「ブレイク前の芸人が夢を叶える過程を応援したい」と強く思うようになり、「出囃子-DEBAYASHI-」の発足を決意する。

2021年4月、お笑い芸人支援事業「出囃子-DEBAYASHI-」が開始。フランシスカ、孝行球児、おしどり大名、スレンダーパンダ、膝小僧お仕置きストしんぺー、松尾アトム前派出所ら6組の芸人が参加。当初は「1ヶ月500円から芸人を応援することができ、その一定額が毎月芸人の活動費に充てられる」というファンクラブ形式での運営を行う。

2022年4月、主催ライブやアーカイブが見放題の会員限定サービス(月額980円)へとリニューアル。それまで野球ネタや地元ネタ縛りなど、独自の賞レースを定期的に開催してきたが、リニューアルに伴い主催ライブ数を増加。毎月ライブを開催していくことになる。しかし、ライブ定額配信サービスに変更後も、想定以上に会員数を伸ばすことができずに苦戦。

2024年4月、芸人がライターのWEBメディアとして二度目のリニューアルを実施。記事が読まれるほど芸人への報酬が増える仕組みを導入。定期的なライブ開催とWEBメディア運営の2本柱で、ブレイク前の芸人の支援を続ける。

2024年10月、芸人のインタビュー記事を中心としたWEBメディアとしてリニューアル予定。

名前に込めた想い

“出囃子”とは、
芸人が舞台に登場する際に流れる音楽のこと。
その数秒は、芸人にとっては気持ちを整える時間であり、
ファンにとっては期待に胸を膨らませるひととき。
 
“出囃子”は、芸人とファンとを繋ぎ、
舞台をひとつにするための大切な時間の共有です。
 
芸人が最高のパフォーマンスを出せるように。
ファンが腹の底から推し続けられるように。
 
そんな両者の想いを繋ぐサービスを
『出囃子-DEBAYASHI-』では提供していきます。
 
“出囃子”が盛り上がるほど、舞台はおもしろい!
そう信じて――。

これまで開催してきた賞レースとライブ

出囃子の歴史を主催ライブと共に振り返る場所。随時更新していきます。

2021年(発足以前)

7月「Mz-1(モズワン)グランプリ」

『第3回バトスタデー〜まだ見ぬ世界を見に行こう〜』のプロモーション企画として、野球ネタ縛りの賞レースを開催。SNSの呼びかけで21組の芸人が集まり、オンライン投票によって優勝はこゝろ(ワタナベエンターテインメント所属)に決定。賞金10万円の他、漫画『バトルスタディーズ』への出演や、イベント試合で始球式を行う権利が贈られた。

2022年(発足1年目)

7月「球-1(たまわん)グランプリ2022」

前年の「Mz-1(モズワン)グランプリ」から名前を変え、出囃子主催としては初めての賞レースを開催。コンセプトは変わらず野球No.1を決める大会で、37組の芸人が参加。オンラインによる予選の末、10組が決勝戦に進出。優勝は松尾アトム前派出所(タイタン所属)。

▼概要
日程:2022年7月30日(土)
時間:19:30開演
会場:野方区民ホール
出場者:サイヤング/クロアド/しらす/イケナイ太陽/孝行球児/フェードロー/松尾アトム前派出所/バスケットケース/そると/こじらせハスキー(MC:こゝろ山出谷)
優勝特典:賞金10万円/漫画『バトルスタディーズ』出演/堺シュライクスの公式戦で実況中継

10月「ふるさと-1グランプリ2022」

地元愛No.1を決める賞レース。北は北海道、南は沖縄まで幅広い地元を持つ47組の芸人が参加。その年のM-1グランプリで優勝したウエストランドがMCを務めている。特別審査員3名から満票を獲得したきつね日和(ビクターミュージックアーツ)が優勝かと思いきや、僅差でスレンダーパンダが優勝。発表後、きつね日和の松本が客前とは思えないテンションでブチギレる。

▼概要
日程:2022年10月22日(土)
時間:13:30開演
会場:しもきたドーン
出場者:四天王/松尾アトム前派出所/スレンダーパンダ/村民代表南川/しびれグラムサム/さくらだモンスター/きつね日和/魔族/やったーくん/沖縄ゴリラ
(MC:ウエストランド)
優勝特典:賞金10万円/地元への帰省チケット

11月「出囃子LIVE_幕開けvol.1」

出囃子を広く知ってもらうために開催したライブ。初めて賞レース以外で主催したライブだったが、直前に解散を発表したフランシスカが出演する最後のライブとなった。ネタの他、誰がいちばん膝小僧お仕置きストしんぺーのネタを上手く昇華させられるかを競う企画「膝-1グランプリ」を行った。

▼概要
日程:2022年11月25日(金)
時間:19:15開演
会場:ラスタ池袋
出場者:まーぶん/膝小僧お仕置きストしんぺー/フランシスカ/孝行球児/スレンダーパンダ/おしどり大名

12月「出囃子大賞典2022」

今年最もチカラを入れたネタで競う主催「出囃子」の名を冠した賞レース。地方競馬で年末に行われる東京大賞典が元ネタ。総勢107組がエントリーし、現役高校生ギャガーや芸歴10年以上の芸人など12組が決勝で激突。記念すべき初代チャンピオンに輝いたスーパーニュウニュウ(マセキ芸能社)の大将は、賞金の使い道を聞かれると「去年、包茎手術をした医療費を払い終えてないのでそこで溶かします」と話した。

▼概要
日程:2022年12月22日(木)
時間:19:00開演
会場:浅草東洋館
出場者:ボシマックス/スレンダーパンダ/泣くなよ/塩辛ちゃん/バベコンブ/コムコム/いかすぜジョナサン/スーパーニュウニュウ/きつね日和/観音日和/こじらせハスキー/やまびこ(MC:ダニエルズ)
優勝特典:賞金30万円

2023年(発足2年目)

2月_出囃子LIVE「キャリーオーバーvol.1」

ネタと企画のお笑いライブ。企画クリアで賞金ゲット(賞金は来場者数×500円)だが、誰もクリアできない場合は賞金が次回開催に持越し、というコンセプトのライブ。出演者がそれぞれ来場者に質問して1人を当てる、という企画を行ったが該当者なし。賞金3,000円は次回持越しとなった。

▼概要
日程:2023年2月19日(日)
時間:14:00開演
会場:早稲田クローバースタジオ
出場者:松尾アトム前派出所/スレンダーパンダ/もんモン/四天王(ゲスト)/ヤマト(ゲスト)
賞金:3,000円(来場者6名×500円)

3月_出囃子LIVE「キャリーオーバーvol.2」

ネタと企画のお笑いライブ。企画では、前回の持ち越し分を掛けて熱戦が繰り広げられ、見事じゅんせー(スレンダーパンダ)が賞金を獲得。2ヶ月連続で開催してみたものの思うように集客が伸びず、これにて断念。

▼概要
日程:2023年3月25日(土)
時間:13:00開演
会場:早稲田クローバースタジオ
出場者:スレンダーパンダ/おしどり大名/もんモン/明るい炎(ゲスト)/まきし
賞金:6,000円(前回のキャリーオーバー分+来場者6名×500円)

4月_賞レース対策ライブ2023〜芸人と観客が選んだ若手コント師編〜

ブレイク前のコント師のために開催した賞レースのための賞レース。予選を通過した9組が決勝戦で競い、来場者が10段階評価で各組を審査。さらに本家にならって上位3組が5分ネタを披露して優勝を決めた。上位3組にはアンダーパー、ぶたマンモス、ぬえが進み、浅井企画のぬえが優勝。後日、副賞の「中野で使えるお食事券2万円分」を使用して『角打ち割烹 三才』で贅沢にコース料理を堪能した。

▼概要
日程:2023年4月9日(日)
時間:19:30開演
会場:なかの芸能小劇場
出場者:ぶたマンモス/アンダーパー/みたらし祭り/いろはラムネ/ぬえ/ふねしぼり/いかすぜジョナサン/週刊少年ハート/シテントル/MC:きつね日和
優勝特典:賞金3万円/中野で使えるお食事券2万円分

6月_出囃子漫才対策ライブ2023

ブレイク前の漫才師のために開催した賞レースのための賞レース。予選を通過した9組が決勝戦で競い、来場者が10段階評価で各組を審査。さらに本家にならって上位3組が4分ネタを披露して優勝を決めた。上位3組にはパルテノンモード、コンピューター宇宙、バベコンブが進み、ラフィーネプロモーション所属のバベコンブが優勝。副賞の「中野で使えるお食事券2万円分」を使用して、仲良しの元祖いちごちゃんと共に中野『ソウルハウス』焼き肉を堪能した。

▼概要
日程:2023年6月4日(日)
時間:19:30開演
会場:なかの芸能小劇場
出場者:コンピューター宇宙/ハナイチゴ/おしどり大名/バベコンブ/いかすぜジョナサン/ハバネロ胡椒/ふぁのシャープ/こゝろ/パルテノンモード/MC:ヤマト
優勝特典:賞金3万円/中野で使えるお食事券2万円分

7月『as soon as』〜出囃子が絶対売れると思った芸人を呼ぶライブvol.1〜

運営が注目する8組の芸人を呼ぶライブ。タイトルのas soon asには、「このライブに出るやいなやすぐに売れる(売れてほしい!)」という願いが込められている。これまで賞レースの開催がメインだった出囃子が本腰を入れて打ち出したライブ。以降、定期的に開催することとなる。

▼概要
日程:2023年7月2日(日)
時間:19:30開演
会場:なかの芸能小劇場
出場者:ひつじねいり/バベコンブ/センチネル/スーパーニュウニュウ/スパイシーガーリック/シティホテル3号室/TCクラクション/マッハスピード豪速球(MC:ヤマト)

8月「球-1(たまわん)グランプリ2023」

野球ネタNo.1を決める大会の決勝戦。57組の芸人がエントリーし、30組が二次予選に進出。決勝進出者を野球に合わせて9組に変更。優勝はサイヤング(太田プロダクション所属)。野球好きが集まった楽屋では、ネタやお笑いの話ではなく野球の話題で終始盛り上がっていた。

▼概要
日程:2022年8月11日(金・祝)
時間:19:30開演
会場:なかの芸能小劇場
出場者:サイヤング/忠犬立ハチ高/今いくな・こえるな/仮初パンピー/初代ウメちゃん/孝行球児/スレンダーパンダ/レインマンズ/きつね日和/MC:おしどり大名
優勝特典:賞金10万円/漫画『バトルスタディーズ』出演

9月「ふるさと-1グランプリ2023」

地元愛No.1を決める賞レース。北は北海道、南はウガンダまで幅広い地元を持つ芸人が参加。優勝特典「地元への帰省チケット」の上限10万円では帰れない出演者が2組もいて、ワールドワイドな戦いを繰り広げた。優勝は沖縄ネタを披露したべんぬ(ワタナベエンターテインメント所属)。3人でメンバー・嘉数の地元、沖縄への帰省旅行を楽しむ様子がSNSで連日流れてきて運営がほっこりする。

▼概要
日程:2023年9月24日(日)
時間:19:30開演
会場:なかの芸能小劇場
出場者:シェカラシカ/ドンココ/べんぬ/かごしま太郎/忠犬立ハチ高/高田田端/ボシマックス/センチネル/あとむ君/MC:スレンダーパンダ
優勝特典:賞金10万円/地元への帰省チケット

10月『as soon as』〜出囃子が絶対売れると思った芸人を呼ぶライブvol.2〜

運営が注目する8組の芸人を呼ぶライブ。タイトルのas soon asには、「このライブに出るやいなやすぐに売れる(売れてほしい!)」という願いが込められている。サスペンダーズが都合により出演キャンセルとなったため、急遽同じ事務所のきしたかのが出演。

▼概要
日程:2023年10月1日(日)
時間:19:30開演
会場:なかの芸能小劇場
出場者:きしたかの/元祖いちごちゃん/うちまつげ/豆鉄砲/四天王/太陽の小町/ツンツクツン万博/カナメストーン/MC:おしどり大名

11月『後輩ちゃんいらっしゃい!』

運営が気になる芸人4組と、その芸人が普段可愛がっている後輩を呼ぶライブ。企画では、先輩後輩がタッグを組んで4チームで対決。「ライブ後の打ち上げ代」をかけてわちゃわちゃした。企画で優勝したのは四天王×ぶたマンモスチーム。

▼概要
日程:2023年11月27日(月)
時間:19:30開演
会場:なかの芸能小劇場
出場者:マッハスピード豪速球×ポテトカレッジ/スーパーニュウニュウ×ハニカムズ/うちまつげ×ソルトレイク/四天王×ぶたマンモス/MC:内間(うちまつげ)

12月「出囃子大賞典2022」

今年最もチカラを入れたネタで競う主催「出囃子」の名を冠した賞レース。地方競馬で年末に行われる東京大賞典が元ネタ。総勢136組がエントリーして84組が二次予選に進出。決勝戦に進出した9組の中から優勝したのはセンチネル(太田プロダクション所属)。この10日前に行われた事務所ライブの年間王者にも輝いており、立て続けに賞レースで優勝して2023年最高の締めくくりを見せた。

▼概要
日程:2022年12月23日(土)
時間:19:30開演
会場:なかの芸能小劇場
出場者:戦慄のピーカブー/二代目ちくわぶ/仮初パンピー/スレンダーパンダ/大吟嬢/徳原旅行/センチネル/ライオンロック/殿様どんぶり/MC:うちまつげ
優勝特典:賞金30万円

2024年(発足3年目)

1月『as soon as』〜出囃子が絶対売れると思った芸人を呼ぶライブvol.3〜

運営が注目する8組の芸人を呼ぶライブ。タイトルのas soon asには、「このライブに出るやいなやすぐに売れる(売れてほしい!)」という願いが込められている。「忘れる。」が都合により出演キャンセルとなったため、急遽きつね日和が代打で出演。企画では、新年らしく「大縄跳び」で今年の運気を占った。若手チームとおじさんチームに分かれて大縄跳びに挑戦していたが、なぜか最後はサスペンダーズ古川がひとりで跳ぶ事態に。

▼概要
日程:2024年1月14日(日)
時間:19:30開演
会場:なかの芸能小劇場
出場者:虹の黄昏/加藤ミリガン/サスペンダーズ/駆け抜けて軽トラ/きつね日和/サルベース/テキセツの街/いろはラムネ/MC:おしどり大名

3月『いぶし銀』

芸歴16年以上の漫才師によるライブ。『THE SECOND〜漫才トーナメント〜』にエントリー中の芸人を招いて、各組6分ネタを2本ずつ披露。開催前に発表された「開幕戦ノックアウトステージ32→16」にはタモンズリニアが進出。エンディングでは惜しくも進出できずに荒れる2丁拳銃小堀を、モダンタイムスとしみつが5ちゃんねるの情報でなだめて会場を沸かせていた。

▼概要
日程:2024年3月10日(日)
時間:19:30開演
会場:なかの芸能小劇場
出場者:2丁拳銃/三拍子/モダンタイムス/タモンズ/リニア/MC:きつね日和

4月『球-1グランプリ2024決勝戦』

野球ネタNo.1を決める大会の決勝戦。51組の芸人がエントリーし、34組が二次予選に進出。決勝進出者はテーマの野球に合わせて9組。「予選1位通過は優勝できない」というこれまでのジンクスを破り、SNSで爆発的な人気を誇るナチョス。(ワタナベエンターテインメント所属)が見事優勝した。

▼概要
日程:2024年4月14日(日)
時間:19:30開演
会場:なかの芸能小劇場
出場者:ナチョス。/シェカラシカ/孝行球児/初代ウメちゃん/がんばる太郎/サルベース/村民代表南川/徳原旅行/みたらし祭り/おしどり大名(MC)

6月『導火戦』

キングオブコントに向けて行われたライブ。実際の予選会場を使用し、実力派コント師8組が出演した。タイトル『導火戦』には、これから始まる予選で灯した火を10月の決勝まで絶やすことなく繋げてほしい、そして導火線の先にある大舞台で大爆発してほしい!という思いが込められている。TCクラクションや団と立て続けに「餃子」をテーマにしたネタが披露される珍事が起きた。

▼概要
日程:2024年6月1日(土)
時間:19:30開演
会場:タワーホール船堀(5階)小ホール
出場者:や団/TCクラクション/四天王/シティホテル3号室/やさしいズ/サスペンダーズ/元祖いちごちゃん/スタミナパン/MC:リニア

6月『as soon as〜出囃子が絶対売れると思った芸人を呼ぶライブ〜vol.4』

運営が注目する8組の芸人を呼ぶライブ。タイトルのas soon asには、「このライブに出るやいなやすぐに売れる(売れてほしい!)」という願いが込められている。ライブ当日が「ツギクル芸人グランプリ2024」の決勝と日程が被ってしまい、出演予定で決勝進出していたポテトカレッジが放送後にお台場から浅草まで駆けつけてくれたことで好感度が爆上がりした。

▼概要
日程:2024年6月29日(土)
時間:19:30開演
会場:浅草東洋館
出場者:村上、元気そうでよかった。/ポテトカレッジ/ド桜/うちまつげ/家族チャーハン/素晴らしき人生/風穴あけるズ/モダンタイムス/MC:うちまつげ

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