ビール大好き芸人がおすすめ!お花見に合うビール5選

2024.04.18
コラム

どうもこんにちは!花よりビール、こと
芸歴7年目、ビール大好き芸人の「くじら8号」ジョージです。

春といえば桜、桜といえば花見、花見と言えばやっぱりビール!ですよね!毎年桜の開花を楽しみにしながらご家族や友人、会社の方とお花見を計画している方も多いのではないでしょうか。

さて、いざお花見に行ったとき、こんな風に思った事はありませんか?

「ビールがぬるくておいしくない」
「桜はキレイだけどビールは店で飲んだ方がうまいなぁ」

ちょっと待ってください!実はお花見にぴったりなビールが存在するんですよ!それを知らずに見限るのはもったいない、実にもったいない!

ということで今回は、この時期にぴったりな「お花見におすすめしたい」ビールを5つ紹介していきたいと思います!

<自己紹介>
1994年2月生まれ、広島県福山市出身。2017年、お笑いコンビ『くじら8号』としてデビュー。20歳の同窓会で「ビールを無理して飲んだ」自分を恥じ、猛特訓(色々なビールを飲んだ)を経てビールが大好きに。ビール専門店で9年働き、別店舗のクラフトビール専門店で店長も経験。日本ビール検定2級所持。座右の銘は橋本環奈の「二杯目までは休肝日」。

大きな飲み口と泡を体験『アサヒスーパードライ 泡ジョッキ缶』

参照:『アサヒ スーパードライ 生ジョッキ缶』公式サイト

缶の内側に特殊な加工を施すことで泡を自然発生させ、まるでお店で飲むような体験ができるこちらのビール。特筆すべきは、その飲み口の大きさによって、他の缶ビールでは味わえない「口当たりの良さ」を再現したこと!カップに移して飲む必要がないというのも嬉しいポイントです。

全国のほとんどのコンビニやスーパーで取り扱われているため、入手のしやすさは最高の☆5つ!お値段も一般的なビールとさほど変わらないためコスパも良し!

外飲みに適した革命的なこの商品は、花見で最も検討するべきビールではないでしょうか。

注意事項

特殊な缶の構造であるがゆえに、プルタブ代わりの大きな上蓋が別でゴミとして出てしまう、という点が花見におけるマイナスポイントでしょうか。また、飲み口は独自の技術で安全ですが、蓋の切れ込み部分が鋭利なので、取り扱いには注意しましょう。

▼勝手に5段階評価
買いやすさ:★★★★★
価格:★★★☆☆
コスパ度:★★★☆☆
お花見マッチ度:★★★★☆

コスパと味わい最強!『サッポロ ホワイトベルグ』

参照:『サッポロ ホワイトベルグ』公式サイト

「新ジャンル」という分類でありながら、味わいはベルギービールの人気スタイルである「ベルジャンホワイト」!

▼ペルジャンホワイトとは?
小麦を主原料とし、オレンジピールやコリアンダーなどのスパイスで風味付けされた、軽やかでフルーティーな味わいのビール。

その特有の爽やかさは新ジャンルのビールの中でも唯一無二の存在です。特有の香りがありながら飲み口は軽く、お花見のおつまみでありがちな「乾き物」にもよく合います。

新ジャンルのビール帯で安価のため、コストパフォーマンスに優れている点からコスパ度は満点の★5つであると言えます!

缶から直接ではなく、プラカップで飲むのがおすすめ

大きめのスーパーか酒屋であれば取り扱われていますが、一般的なコンビニでは比較的入手しづらいというのが難点。

また、他にはない香りに特徴があるため、缶から直接というよりもプラスチック製のカップを使うことで、より一層その香りを味わうことができます。

お花見の際にはその分ゴミが多く発生するので、必ず持ち帰りましょう!

▼勝手に5段階評価
買いやすさ:★★☆☆☆
価格:★☆☆☆☆(最も安価)
コスパ度:★★★★★
お花見マッチ度:★★★★☆

ぬるくても美味しい!『サントリー ザ・プレミアムモルツ 香るエール』

参照:「サントリー ザ・プレミアムモルツ 香るエール」公式サイト

お花見で頻繁に起こる「ビールがぬるくてまずい」問題を解決してくれるのがこちらのビール。

「香るエール」は、通常の『ザ・プレミアムモルツ』とは違い、冷やしすぎない方が美味しい「エール」タイプのビールで、特有の甘めで豊かな香りが特徴です。

ビールが最も美味しく飲めるのは「発酵する時の温度」

ビールには様々な種類があり、私達が最も馴染み深いのは「ラガー」タイプのビールです。

▼ラガー
発酵させる時の温度が比較的低め。酵母が下に沈澱するため「下面発酵」と呼ばれている。
 
▼エール
発酵させる時の温度が比較的高め。発酵中に酵母が液中に漂う「上面発酵」のビール。

実は、ビールを最も美味しく飲める温度は「発酵する時の温度」と言われており、エールタイプのビールが冷やしすぎない方が美味しく飲めると言われています。

「香るエール」の発酵温度は20-25℃(公式サイト参照)と紹介されている事もあり、ぬるい状態でも安心して楽しむことができるでしょう! 
(※注:酵母は取り除かれているので、市販品が発酵することはありません。)

日本のエールタイプのビールの中では最も手に入りやすいのですが、スーパードライと比べると少々高価。価格と買いやすさは共に☆4つにしました!

お花見では、乾杯の1杯目ではキンキンに冷えたスーパードライなどのラガーを飲み、時間の経過と共にぬるくなってくる2杯目以降にエールを飲むことで、その真価を最大限に発揮するでしょう。

▼勝手に5段階評価
買いやすさ:★★★★☆
価格:★★★★☆
コスパ度:★★★☆☆
お花見マッチ度:★★★★☆

桜の花入り!『オリオン いちばん桜』

参照:『オリオン いちばん桜』公式サイト

限定醸造という事もありますが、原料に沖縄県産のカンヒザクラの花びらが入っており、通常のオリオンビールと比べると赤みとコクが強く、桜特有のフローラルで芳醇な香りも味わえるというのがこのビール。

「桜を見ながら桜入りのビールを飲む」という非常に乙な体験ができるため、まさに花見のためのビールであると言っても過言ではありません。

入手困難のためネット注文がおすすめ

難点としては、その入手のしにくさ。オリオンビールは言わずと知れた沖縄のビールという事もあり、沖縄県内での販売がメイン。

イオン系列のお店で取り扱われることもありますが、コンビニやスーパーではほとんど手に入らないため、大人しくネットでの購入をおすすめします。もし運良く見つけたら即買いするべきでしょう!

▼勝手に5段階評価
買いやすさ:★★☆☆☆
価格:★★★☆☆
コスパ度:★★★☆☆
お花見マッチ度:★★★★★(最もお花見に合いそう)

ロマンを追え!『サンクトガーレン さくら』

参照:「サンクトガーレン さくら」公式サイト

最後にご紹介したいのは、神奈川県の老舗クラフトビールメーカーである『サンクトガーレン』の季節限定商品。

価格はこれまでで最も高く、買う店によっては1本で「香るエール」のロング缶を2本買うことができます。が、しかし!価格以上に注目したいのが、その味わいです。優しいながらも奥深く、クラフトビールらしい面白味と満足感があるビールです。

時期であれば百貨店や少し高めのスーパーで手に入りやすいですが、季節限定商品であり要冷蔵であるため買いやすさは☆1つ。

社長自らが手摘みで収穫

原料には基本的なビールの材料の他に、日本酒製造で使われる酒米「楽風舞(らくふうまい)」と、八重桜の花びらと葉が大量に使用されています。

この八重桜は、なんと社長自らが長野県の高遠(たかとお)に足を運んで手摘みで収穫しています。そのこだわり抜いた二つの材料が、このビール最大の特徴である「ふんわり桜餅風味」を演出しています。

高遠城址公園の桜

こだわりとロマンが同時に楽しめます

この高遠(たかとお)にある桜は「天下第一の桜」と称され「さくら名所100選」にも選ばれているという由緒のある桜。

花見をする場所にかなりこだわれば(可能性がゼロではないという意味で)、ビールの原料になった高遠(たかとお)の桜を眺めながら、その桜でつくられたビールを楽しむことができるというロマン(?)も追うことができます!

一本の木から出た花びらがビールになって再び地元へ戻ってくるという展開は、まさにビール界の『ニュー・シネマ・パラダイス』!ここまで桜とビールを一緒に楽しむ方法はないと言えるでしょう。

▼勝手に5段階評価
買いやすさ:★☆☆☆☆
価格:★★★★★(最も高い)
コスパ度:★★☆☆☆
お花見マッチ度:★★★★★(最もお花見に合いそう)

年に一度の時期なので…

せっかくだからお花見もビールも楽しんじゃいましょう!もしそこに僕の紹介したビールたちもあればとても嬉しいです。どれも素敵なビールばかりなのでぜひ試してみてください!

もしお花見に「盛り上げ役」をご用命でしたら…我々、くじら8号がすぐに駆けつけます!お気軽にご連絡ください!

この記事を書いた芸人
無所属
ジョージ(くじら8号)